世界観個別記事

マのモノについて

「かつてポップスターに生きていた魔獣たちとは似ても似つかぬ、わたしたちを襲う黒き捕食者。どうして、どうして。」

Photo*貪欲な捕食者・マのモノ*

カービィと一般的な動物たちしか生息していなかったはずのエテルに、いつの間にか蔓延っていた凶悪な魔獣、それがマのモノです。


性格は空腹時の猛獣そのものであり、食事目的以外にも無意味に暴れる事があります。知能は獣並み~カービィと同じくらいまで様々ですが、基本的には低い傾向にあります。

彼らの主食はカービィと動物や魚たち。植物を食べたという報告は、今の所確認されていません。
 
彼らから身を守る為、現在は多くのカービィが常に武器や魔宝石を携帯しながら生活しています。


外見は全体的に真っ黒~黒みがかった大小さまざまな獣の姿をしており、瞳孔のない真っ白な目だけが爛々と光を放っています。

彼らは何故か影を持つことがありません。なので、背後から音を立てずに近寄られたり、夜に出会うと応戦が難しく、多くのカービィや動物たちがマのモノの犠牲になっているのです。


伝説や御伽噺によると、知能が高くカラフルなマのモノが存在したらしいのですが、真偽は定かではありません。


こちらからの物理・魔法攻撃は共に効果が認められるので、退治や狩りが頻繁に行われています。特に強力で危険なマのモノには懸賞金がかけられる事も多く、沙月などのバウンティーハンターは積極的にマのモノ狩りに出ているようです。

余談ですが、マのモノの肉は非常に美味で長持ちし、動物の肉より高値で取引されています。

カービィ達とマのモノは、正に食って食われての関係に当たります。

 

魔宝石の種類と解説

「星の戦士の力を継いだわたしたち。受け取る事が出来るのは魔宝石の力。魔宝石の力はかつて生きていた魔獣たちの力。わたしたちの力の源は、いつだって魔獣たちにあった。」
 
*魔宝石ってどういうもの?*

星の戦士━━すなわち「星のカービィ」が死んだ時、彼が生前に魔獣からコピーしたという能力のエネルギーが星の形になり、世界中に散らばったといいます。
魔宝石」は、その星を鉱石が吸収し、自らエネルギーを造り出すようになったものです。

魔宝石はコピー能力に近い形のエネルギーを発生・内包しており、カービィ族の肌、もしくは肌に直接触れる物に触れると、そのエネルギーを触れた者に触れている間だけ放つようになります。

魔宝石が放出したエネルギーはカービィ族に備わる「体表面からのエネルギー吸収能力」によって吸い取られ、疑似コピーとして発現します。

疑似コピーはかつてのコピー能力とは異なるもので、技を使えるようになると言うよりは、身体・魔力強化という面が強く、能力名(ビーム・カッター等)を与えるのが難しいものが殆どです。

まとめると、「魔宝石とは装備するとエネルギーが出て、能力補強ができる石」ということになります。


*魔宝石の種類*

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【解説例】 名前…得られる力/色/備考

・・安全な物・・

ルプリシーア空中浮遊能力/瑠璃色/最も普及している魔宝石。シーア神を表す石。

ティアグレイス他の魔宝石の機能強化/水色/涙形に加工される事が多い。グレイス神を表す石。

アンゼラスト属性光の強化・属性闇への抵抗力/真鍮色/金属鉱石なので様々な形に加工される。天使アンゼリエを表す鉱物。

シェリオール装備品の保護/桃色(真珠光沢)/数が少なく、高額。貴族や王族が好んで装備する。

ルーナリアス物理防御の大幅強化/濃黄色(稀に白色)/月形に加工されることが多い。前衛の必需品。リアリス神を表す石。

ランプラサルーン属性炎の強化/深紅色/石自体が熱を持つので装備されるのは珍しく、主に粉にして服用される。

アクシヤ水中呼吸能力/山吹色/アミルテが装備しても効果はない。アクセサリーとしての需要はある。

シャルルミラ属性地の強化/翡翠色/属性地に適性のある者があまりいないので、ほぼただのアクセサリーとして用いられる。

ペルリリアン魔法攻撃への抵抗力/真珠色/石自体は物理的に脆いので、装備箇所に工夫が必要。


・・安全でない物・・

アメリエーヌ魔力の底上げ/紫色/装備すると生命力が徐々に吸われる。日常生活には問題ないが、戦闘時の防御力や持久力はかなり下がる。

ローザファリエラ強力な魔法の習得/薔薇色/装備すると何らかの精神的な障害が出るが、人によってその程度や症状が違う。(軽ければ入眠障害程度、極端に重ければ精神崩壊と言った具合)

舞台の概要

「ようこそ、ようこそ。私の星へようこそ。清純の白の星へようこそ。」

*エテルにようこそ。*

 かつて星の戦士を生んだポップスターが滅びて二十万と数百年、「カービィ族」と呼ばれる民が住む新たな星の名は、「エテル」。ニンゲンの住む宇宙とは全く別の宇宙にある作り物の星

また、多種多様な能力エネルギーを内包した鉱石「魔宝石」の豊富な、カービィ達の住環境として最も優れた星でもあります。

 エテルの創造主は、神様と信じられている数体のカービィ。彼らは全て妖精族に似た姿をしていると言い伝えられています。

 エテルの大きさは地球で言う「月」と大差ありませんが、それでも身体の小さなカービィ達には広すぎる程のもの。見た目には真っ白な土星に似た星ですが、土も水も植物も十分に存在します。では何故白いのか…?

答えは簡単、時空の乱れによって星の姿が定まらないから、です。
 

 詳しく説明すると、エテルには重なり合うように存在する3つの世界によって成り立っています。

ひとつ、豊かな自然に恵まれ、天界との繋がりの濃い「オモテ
ふたつ、数多の文明に恵まれ、ニンゲンの空想に最も近い「ウラ
みっつ、半次元上に存在し、死者と妖精族のみが住むことを許された「天界

 どの世界で命を失っても、行き着く場所は同じ天界。どの世界から空を目指しても、行き着く場所は同じ宇宙。しかし、宇宙から星に帰る時どの世界に落ちるのかは、落ちてみないとわかりません。
 

 また、死者は天使として生を受けるか転生しない限り、天界を出る事ができません。

 本来そこに同時に存在できないはずの、不完全に結合された3つの世界が干渉し合い、時空の乱れを生むのです。

 それぞれの世界について詳しく語るのは、また後でに致しましょう。


*歴史について*

 
エテルが造られるまでには、かつて栄華を誇ったポップスターの環境変化によるワドル族やキャピィ族などの絶滅、環境適応能力に優れたカービィ族の繁栄。

その後、カービィ族は他の星々へ移住を繰り返し、ある時妖精の姿を持って生まれたカービィに、カービィ族の為の星としてエテルを造らせ、移住するに至りました。

 時空の乱れたエテルに移住したカービィ族に訪れたのは、急激な進化と退化。ホバリングや吸い込み、飲み込みによるコピー能力は完全に退化した代わりに、獣や魚の性質を持つ種族の分化や、体表面からのエネルギー吸収による疑似コピー能力を獲得したのです。

 …エテル星自体の歴史は2万年程度と浅く、とても語るほどの出来事はありません。
ただ一つ、稼働してからたった5年後に、宇宙から太陽・月に似た天体と、人工天体エテル以外の全ての天体が忽然と姿を消した「完結処理の日」以外には。

 完結処理の日以後のエテルから見える星々は、エテルの持つ輪を形作る魔宝石の欠片が太陽(厳密には別の天体ですが)の光を反射しているものに過ぎません。


*種族について*

 進化し、分化したカービィは大まかに5種族に分けられ、更にその上位区分としての2種族が存在します。

・源の姿残す者…純粋なカービィ族であり、人口の6割以上を占める「エレメンタリィ

・地を駆ける者…地に住む獣の姿を持つ半獣族であり、魔宝石への適合力の高い「ジュリーヴ

・海を得た者…海に住む生き物の姿を持つ半魚族であり、水中呼吸を得意とする「アミルテ

・空を舞う者…両目の下の印と鳥の姿を持つ半鳥族であり、誇り高く排他的な「ルネリシーゼ

・永遠に幼き者…薄い翅や毛髪や触手などの器官を持つ妖精族であり、非常に長い寿命と強い魔力を持つ「フィフィアリス

 以上の種族が魔宝石と共鳴し、使い魔を生み出すと魔法使いとも言われる上位種族「メメント」と呼ばれるようになり、死者の魂がフィフィアリスの魔力を受けて実体・生物化し、翼を生やした者は上位種族「天使」と呼ばれるようになります。


*魔宝石について*

 星の戦士が死んだ時、彼の力が分散して鉱石に吸収されて生まれたとされる、能力エネルギーを内包した宝石、それが魔宝石です。

 魔宝石には様々な種類があり、アクセサリーとして装備する事によってそれぞれ違った能力を装備者に付与してくれるので、エテルでは日常的に使用される便利なアイテムです。

 しかしながら、魔宝石の効果は必ずしも有益なものという事ではなく、装備者に悪影響を与える物も数種類確認されています。そういった魔宝石は天界に住む者が積極的に回収に回っているようです。

 稀に、魔力の強い者が長い間装備した魔宝石が装備者の魔力を吸収・共鳴し、精霊のような魔法生物「使い魔」に変化する事があります。

 使い魔は装備者に従順なしもべであり、魔宝石の最大限の力を装備者に提供します。また、悪影響のある魔宝石が使い魔に変化した場合は悪影響が消え、その石本来の力を装備者に提供するようになると言われています。


*宗教について*

 エテルでは主に「リアリス教」が広く浸透しています。

 リアリスと言うのはエテル星を造ったと歴史神話に語られる、女神と呼ばれるフィフィアリスの一人の事であり、リアリス教は実在の人物を神に祀り上げた宗教と言えます。とは言え、リアリスの姿を見たものは今のところほぼ存在せず、人物なのか神性なのか、はたまた全く架空の人物なのかははっきりとしません。

 歴史神話には「時と願いの女神リアリス」の他に、「水と秩序の女神シーア」、「地と生命の女神グレイス」、「女神の遣いアンゼリエ」などが登場し、リアリス教ではリアリスを主軸としつつも全ての女神を崇拝の対象としています。

 教義はシンプルで、要約すると「エテルに住む全てのカービィは女神に見守られており、エテルの恵みは女神の恵み。女神へ感謝を忘れなければ、全てのカービィは女神から恵みを受けられる。」というものです。

 宗教組織は神社や教会など様々な形が見られますが、そこに毎日足しげく通うほどの信者は少なく、何となく信じている程度の人が多いようです。

↑キリ番みたいなの踏んだ人、ご一報頂ければなんか描きます。